Service Level Agreement

サービス品質保証(SLA)

第1条(契約におけるSLAの範囲)

  1. SLA対象サービス
    本SLAの対象サービスは、株式会社Creators Team(以下、「当社」と言います)が提供する「Werp」(以下、「本サービス」と言います)について適応されます。
  2. SLAサービス対象の範囲外
    1. 当社が合理的にコントロールできない障害
      合理的にコントロールできない障害には以下のようなものがあります。
      • 当社サービスの契約期間終了等によるアクセス不可
        当社が設定するセッション数制限、同時接続制限、流量制限やアクセス制限によるサービス提供の制限
      • カスタマーおよびユーザーが利用するシステムの基盤
      • 独自に開発や設置したWEBサイトやビューに起因する問題
      • カスタマーおよびユーザーの設定ミスや、エンドユーザー環境に起因する問題
      • プラットフォーム基盤としてAPI提携しているクラウドサービス(別途資料で公開)で発生した障害
      • サポートされていないOS・ブラウザを使用した場合
      • エンドユーザーが利用するネットワーク、端末のマイク・スピーカー・Webカメラ・ディスプレイ・CPU・メモリ、インストールされているソフトウェア、ブラウザ、アドオン、セキュリティ、設定等の不適合または影響による一時的な性能低下
      • 天災やテロ、戦争、その他非常事態の発生に伴うサービスの停止 当社にとって不可抗力である事象により問題が発生した場合
    2. その他本サービスが使用できない原因が第4条にて定義されている各種サービスの範囲外にて認められる場合

第2条(用語定義)

 本SLAにて使用される用語について、以下の通り定義する。

  1. 「インシデント」
    当社サービスがシステムの不具合や事故などにより中断または阻害され、サービスの質や利便性が著しく損なわれている状況が1時間以上継続している場合。
  2. 「ダウンタイム」
    ダウンタイムとは、第4条に定義されている各サービスに正常なアクセスができない(プラットフォームの障害)期間を意味します。これには、計画停止と、当社が合理的にコントロールできない障害は含まれません。

第3条(システムの可用性の定義)

 本契約に基づき、当社が提供するシステムの可用性は以下の通りとします。

  1. システムの可用性算出方法
    システム可用性(%) = ((サービス提供時間帯における基準値−計画停止時間−ダウンタイム)×100) ÷ (サービス提供時間帯における基準値−計画停止期間)
  2. 計画停止
    サービス停止を伴う作業が必要となった場合、作業実施日の24時間前までに当サービスの通知機能または当サービスに登録されたメールアドレスへのメール配信にて通知を行います。
  3. 停止
    インシデント発生時及び当社が緊急と判断した場合は、事前にお客様に通知することなく、サービスの全て、及び一部を停止することがあります。

第4条(対象のサービス名及び各サービスにおける範囲の定義)

  1. 業務管理システム
    タスク・スケジュール・プロジェクトなどの各種管理機能や、それらの機能から提供される表示画面(ダッシュボードやマイページのグラフ等)のうち、以下の各号を除いたもの
  2. クライアントフロント
    プロジェクト管理機能上の情報をワークスペース外のユーザーが閲覧できる機能
  3. チャット機能
    基幹のチャット機能およびそれに統合された申請機能・ボット機能等
  4. 決済機能
    本サービスの利用に係る料金の自動徴収機能
  5. 電子書類出力機能
    プロジェクト管理機能上の情報を用いて、請求書等を自動生成・送信する機能
  6. メディア機能
    文章や画像等の電子媒体を投稿し、ワークスペース上に掲載できる機能
  7. 各種API提携機能
    本サービスのタスク・プロジェクト・会計などのデータベースの一部をAPIによって他サービスに共有することや、他サービスから情報の提供をAPIにて受け取る機能

第5条(SLAの設定)

 本SLAでは、ベストエフォート(最善努力)型のサービスレベルとして以下の月間稼働率の目標値を定めます。サービス稼働率の目標値は実際のサービス稼働率を保証するものではありませんが、サービス稼働率の実績値が目標値を下回った場合には、当社は速やかに改善策を講じ再発の防止を行います。

1. 各種サービス提供時間帯

項番 サービス内容 基準値(設定値)
1 業務管理システム 24時間365日
2 クライアントフロント 24時間365日
3 チャット機能 24時間365日
4 決済機能 24時間365日
5 電子書類出力機能 24時間365日
6 メディア機能 24時間365日
7 各種API提携機能 24時間365日
8 サービスデスク窓口・お問合せ対応 当社営業時間
9 更新作業・復旧作業・インシデント対応 当社営業時間
2. SLA目標値

項番 サービス内容 システム可用性(%)
1 業務管理システム 95%
2 クライアントフロント 95%
3 チャット機能 95%
4 決済機能 95%
5 電子書類(PDF)出力機能 95%
6 メディア機能 95%
7 各種API提携機能 95%

第6条(インシデントの解決目標)

  1. サービス内容 カスタマーおよびユーザーのビジネス継続をサポートするため、IT のインシデントについて、優先度ごとに設定した「対応開始までの時間」 および「解決目標時間」内での解決を図ります。
  2. インシデントの優先度 インシデントがサービスに及ぼす影響や範囲を考慮し、各インシデントに優先度を付与します。
  3. 目標設定 インシデント発生から解決まで計測・評価できることを前提として、以下のとおり目標設定します。
優先度 対応開始までの時間 解決目標時間 対応時間 状況報告 優先度の定義
緊急 10分以内(サービスデスク窓口時間帯) 4時間以内 営業時間内 1時間毎 サービス全体に支障をきたす問題及び継続的なダウンタイム
重要 3時間以内 1営業日以内 営業時間内 1日毎 部分的に支障をきたす問題
軽微 1日以内 5営業日以内 営業時間内 1週間毎 直ちに対応が必要でない問題

第7条(SLAの変更)

当社は本書の内容を変更する場合があります。変更の場合は実施日の3営業日前までに当サービスの通知機能または当サービスに登録されたメールアドレスへのメール配信にて通知を行います。



以上。